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記念碑的科学本『死は存在しない』(田坂広志著 光文社新書)
▪️田坂広志(たさか・ひろし) 1951年生まれ。1974年東京大学卒業。1981年同大学院修了。工学博士(原子力工学)。1987年米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。1990年日本総合研究所の設立に参画。取締役等を歴任。 2000年多摩大学大学院教授に就任。現名誉教授。同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。代表に就任。2005年米国ジャパン・ソサエティより、日米イノベーターに選ばれる。 2008年世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Agenda Council のメンバーに就任。2010年世界賢人会議ブダベスト・クラブの日本代表に就任。2011年東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任。2013年全国から7300名の経営者やリーダーが集まり、「21世紀の変革リーダー」への成長をめざす場「田坂塾」を開塾。著書は100冊余。 「意識」の謎に迫る記念碑的科学本 「記念碑的科学本」が出ました。田坂広志著『死は存在しない』(光文社新書)という本です。初版は2022年10月ですが、私は2026月5月、YouTubeの動画で偶然こ
Nobukazu Tajika
6月17日読了時間: 28分


『未来のアトム』 「プレジデント」誌のインタビュー記事
田近伸和著『未来のアトム』「プレジデント」誌のインタビュー記事
Nobukazu Tajika
2024年6月23日読了時間: 53分


「埴谷VS吉本論争」について
◼︎右:埴谷雄高氏 左:吉本隆明氏 『意識 革命 宇宙 埴谷雄高・吉本隆明対談』より 河出書房新社/ 写真:編集部撮影(明記なし) 1975年初版発行 戦後を代表する「両巨頭」の論争 埴谷雄高さんと吉本隆明さんのことについて、私はお二人にお会いした時のことも含め、これまでブログ記事を書いてきました。 埴谷雄高さんは、共産党入党の経歴の持ち主で、60年安保世代にとっては「神様のような存在」といわれた人物。一方、吉本隆明さんは共産党などの左翼勢力とは一線を画す意図で、「独立左翼」を自称し、全学連のシンパ、理論的支柱の一人と目された人物です。 世間的にいえば、左翼側陣営にいると見られていたお二方です。まさに、戦後の思想界、文学界を代表する論客であり、「両巨頭」でした。年齢的にいえば、埴谷雄高さんのほうが歳上です。その意味では、埴谷雄高さんのほうが吉本隆明さんに比べ、先輩ということになりますが、お二人とも、相手を理解し、尊敬し合う間柄でした。 お二人は、もちろん、お互いに面識、交友がおありになり、対談本なども出しておられる
Nobukazu Tajika
2024年6月21日読了時間: 68分


埴谷雄高さんのこと
◼︎埴谷雄高氏 『意識 革命 宇宙 埴谷雄高・吉本隆明対談』より 河出書房新社/ 編集部撮影 1975年初版発行 「井の頭公園」近くの埴谷宅と 珈琲店「モカ」 東京都武蔵野市吉祥寺にある埴谷雄高(はにや・ゆたか)さんのご自宅をお訪ねしたのは、私が20代後半の頃です。なにしろ40年以上も前のことなので、記憶が曖昧(あいまい)なため、埴谷さんのご自宅がどこにあったのか、正確には覚えていませんが、確か、吉祥寺駅の東側、「井の頭公園」の近くにお住まいだったと思います。 平屋建ての家屋。想像していたよりも、どちらかといえば、こじんまりとした、簡素な感じのご自宅でした。「埴谷雄高」というペンネームと、「般若豊(はんにゃ・ゆたか)」というご本名の、二つの表札が掛かっていたように記憶しています。 ちなみに、「井の頭公園」の近くには、自家焙煎(ばいせん)の珈琲店「モカ」という、マニアの間では非常に有名な店がありました。店主の名前は、標交紀(しめぎ・ゆきとし)さんといい、共に俳優志望
Nobukazu Tajika
2024年6月21日読了時間: 38分


小林秀雄、吉本隆明 〜両氏の違い
◼︎ 小林秀雄氏 『直観を磨くもの』より / 新潮社・新潮文庫 写真:新潮社写真部 2014年初版発行) 小林秀雄氏、吉本隆明さん 共通する「徹底したもの」 私が尊敬する人物に小林秀雄氏がいます。生前、鎌倉に住んでおられた小林秀雄氏には、残念ながら、お会いしたことはありませんが、残されたわずかな映像やお写真で、ご尊顔を拝見したことがあります。 想像に違わず、小林秀雄さんは「いい顔」をされていました。ちょっと、惚れ惚れするような、「いい顔」でした。といっても、それは、いわゆる「美男子」のそれとは違いますが。意志の強さと優しさが同居したようなお顔というか。 その小林秀雄氏については、「小林秀雄氏の科学論」「小林秀雄氏のベルグソン論」などのブログ記事で、私はすでに述べてきました。 また、直接、お会いして、インタビューをさせていただくことになった吉本隆明さんも、同様に、「いい顔」をされていました。吉本さんご自身は「俺は人相が悪い
Nobukazu Tajika
2024年6月21日読了時間: 62分


小林秀雄氏の「ベルグソン論」
◼︎小林秀雄氏 『小林秀雄 学生との対話』より 国民文化研究会・新潮社編 / 新潮社 写真 : 新潮社写真部 2014年初版発行 ベルグソン哲学から絶大な影響 小林秀雄氏の思想 アンリ・ベルグソン(1859年〜1941年)は、フランスの哲学者です。近年では、ベルクソンの表記もなされていますが、ここでは昔通り、ベルグソンと表記いたします。わが国では、白水社という出版社からベルグソンの全集本が出ています。 1965年から1966年にかけて全9巻が刊行され、1993年には新版が出版されています。ちなみに、第1巻は『時間と自由 / アリストテレスの場所論』、第2巻は『物質と記憶』、第3巻は『笑い / 持続と同時性』、第4巻は『創造的進化』、第5巻は『精神のエネルギー』、第6巻は『道徳と宗教の二源泉』、第7巻は『思想と動くもの』、第8巻は『小論集1』、第9巻は『小論集2』です。 「直観」「持続」といったベルグソン哲学の基調をなす用語は、とりわけ世界的に有名になりました。ベルグソンの文章は「光
Nobukazu Tajika
2024年6月21日読了時間: 110分


小林秀雄氏の「科学論」
◼︎小林秀雄氏 CD 小林秀雄講演 第六巻 より 「音楽について」<談話・音楽> / 新潮社・写真:新潮社写真部 講演に収録された 小林秀雄氏の「科学論」 文学者であり、思想家でもある小林秀雄氏(1902年〜1983年)は、近代批評の創始者です。戦前、戦後を通して、日本の文学界、思想界に大きな与えてきました。 いうまでもなく、小林秀雄氏は、文章の “ 練達の士 ” です。「批評の神様」と呼ばれました。その文章は、彫刻家が、ノミで対象物を彫(ほ)るように、削るに削った、彫りに彫った、まさに彫り上げ切ったような文章です。 幅広い学識に基づく、深い思索力や洞察力、鋭い直観力、そして独特な美意識。音楽的なリズムを基調としたパセティックな文体。論理的思考と、詩的ともいえる直観力とが融合した見事な文体をつくり上げました。 当代きっての理論家ながら、日本語による“ 論理的な散文詩 ”とも呼ぶべき、詩人と音楽家の心をあわせ持った文体を創造されました。その偉業に対して、三島由紀夫氏(1925年〜1970年)は、小林秀雄氏のことを「天才」と誉(ほ)め
Nobukazu Tajika
2024年6月21日読了時間: 46分
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